マジカルキッチン料理の食材Tips『アボカド』
きれいな緑色、ねっとりした食感、おしゃれなイメージで人気のアボカド。
選び方、保存法、調理法、おすすめの食べ方を紹介。
アボカドの旬
ほとんどが輸入ものなので一年中。
国産のアボカドはごく少数存在するそうです。
採れる時期は冬、寒い時期が収穫期と言うのが意外です。
アボカドの選び方
形がきれいな涙型のもの。
皮がフカフカしていないもの。
色は黒っぽくなった頃が食べごろ。
手で持った時ぐにゃっと柔らかいと熟しすぎです。
柔らかいものはつぶしてアボカドディップに。
アボカドの栄養
ビタミンB2、ビタミンEも含まれ、美肌、アンチエイジング効果が期待されます。
脂肪分が多く、クリーミーでこってり、まったりしているアボカド。
不飽和脂肪酸で、悪玉コレステロール値を抑える働きも期待できます。
脂肪分が多いためカロリーは高め。
脂肪分が多いことをいかして、豆腐を合わせるのもおすすめです。
豆腐のあっさりさを補ってコク感アップ。
豆腐崩してアボカド切って、キムチであえてできあがり。
他にもアボカドペーストに豆腐ペーストを混ぜたものもおすすめです。
とてもクリーミーでさっぱりした味わいのクリームになります。
アボカドって冷凍できる?
3個で〇〇円のアボカド、買ったはいいけど。
食べきれない!アボカドの保存どうしよう?
なんてことありませんか?
数日置いておけそうならいいけれど。
今が食べごろのアボカドだとそうもいきませんよね。
とは言えすぐには食べそうにもない。
どうやって保存しよう?
こんな時はアボカドを冷凍保存しています。
丸ごと1個そのまま冷凍
アボカドを丸ごと1個ラップに包んで、冷凍用の保存袋に入れて冷凍。
皮ごとそのまま冷凍します。
この方法には欠点がありまして。
冷凍庫から出してすぐに使おうとしてもアボカドって意外と固くて切れないんです。
なので、使う予定の1時間から30分前には出しておいてください。
後、解凍後は実が柔らかいことが多いのでスライスして使うのには向きません。
スプーンですくって使う料理やアボカドドリンクを作るのに向いています。
アボカドの冷凍は色々試してみたのですが、最近はもっぱらこの方法を使ってます。
皮をむいてスライスして冷凍
アボカドの皮をむいてスライスして冷凍することもできます。
こちらは変色防止にレモン汁をかけておきます。
冷凍保存用の袋に入れて冷凍します。
アボカドの調理法
生で食べる他、さっと炒めたり、パンの上に乗せてトーストしたり。
フライ、グラタンにしたりと加熱する料理法もあります。
生で食べる際、切り方はいろいろ。
薄目、厚めにスライス、角切りでコロコロに。
柔らかいアボカドはつぶしてディップ、ペーストに。
パンに塗るほか、マグロ丼に添えてもおいしい。
おすすめの食べ方
サラダ、ディップが一般的ですが、上にも書いたようにグラタン、トースト等火を通す料理にも。
エビやカニ等魚介類との相性もよし。
醤油、かつお節、わさび等、和風の味付けも合います。
お寿司、どんぶり等、ご飯ものにも。
マジカルキッチン料理レシピ食材別:アボカドをチェック
すぐできるアボカド小鉢が人気です。和風も意外といけます。
アボカドをスイーツにするならアボカドとヨーグルトのシャーベット。
ヘルシーなアボカドのデザート、ヨーグルトと凍らせて。
アボカドドリンクもおすすめです。
冷凍バナナでひんやりとスイーツ風に。
昭和の終わりのアボカドこぼれ話
アボカドが家庭で食べられるようになったのは昭和の終わりの頃。
当時は今ほど色々な食べ方がなかったように思います。
アボカド料理と言えばこれ。
まずはカリフォルニアロール。
海苔が内側に巻かれた裏巻きの巻きずし。
日本生まれではなくカリフォルニア生まれのお寿司です。
アボカドやサーモン(エビ)など見た目も華やかな巻きずし。
アボカドの刺身
当時からアボカドは栄養豊富、森のバターと言われてきました。
そんなアボカド=刺身で食べれば、マグロのトロ。
アボカドとエビのカクテルサラダ
グラスに盛りつけられた、おしゃれすぎるパーティーメニュー。
昔の料理本にはよく登場してました。
ちなみに昔はアボカドではなくアボガドと言う人の方が多かったようです。