材料
- 甘夏 ・・・3個
- 砂糖 ・・・40~50g
- 粉ゼラチン(ふやかし不要タイプ) ・・・5g
- 甘夏果汁と水 ・・・350ml
作り方
- 甘夏1個は飾り用として皮をむき、実を取り出しておきます。(縦に4つ割にし手で皮をむく)残り2個は皮をカップとして使います。横半分に切り、果汁をレモン絞り器などで絞り、ざるでこし、種をのぞきます。
- 半分に切った皮4つを使用。内側の内袋などをきれいに取り除きます。(穴があきやすいので注意、穴のあいたものは使わない)
- 小鍋(アルミ製不可)に果汁と水を合わせたもの350mlを入れ砂糖を加え中火で温め砂糖を溶かしフツフツしてきたら火から下ろします。粉ゼラチンをふり入れかき混ぜ完全に溶かします。
- 皮のカップにゼリー液を注ぎます。粗熱が取れたら冷蔵庫に入れ冷やし固めます。(調理時間外)ゼリー液50mlは別の器に取っておき(飾り用に)冷蔵庫に入れます。1時間くらいたち、とろりとした状態になれば、ゼリー液を取り出し、実を加え全体をあえます。
- 冷やし固めたカップゼリーの上にゼリーであえた甘夏の実をスプーンでのせ、あればハーブを飾って出来上がり。
キッチンメモ
甘夏で作ったので大人っぽいさわやかな味になりました。
甘夏やはっさくって少しほろ苦いんですよね。
果汁を絞って300ml、水を50mlで作りました。
甘夏、はっさくって酸っぱいけど。
さっぱりした、懐かしい味わい。
今も出回ると買ってます。
季節も長くて、冬のおわりから春、初夏まで楽しめるんですよね。
正直、最近品種に比べると、酸っぱいです。
そして今回は、すごく酸っぱいのに当たってしまった!
かごに入れておいても減らないので。
おやつのゼリーに変身させることに。
皮でカップを作る際の注意点。
くっついた内袋をはがす作業がちょっと大変。
無理やりはがそうとすると穴があきそう。
最後残ったヒモ状のものはキッチンバサミで切ると楽にきれいになります。
皮をカップにしないときは、グラスに入れて作るときれいです。
ゼリーはゆるめの仕上がりです。
ゼリー型で固めても型抜きはできない柔らかさ。
粉ゼラチン、今回はふやかし不要タイプを使いました。
- 森永クックゼラチン
- マルハニチロのゼライス
ふやかし不要タイプ。
温めた液に直接粉をふり入れてかき混ぜて使えます。
とても溶けやすいです。
完全にとかすのがゼリー作りのポイント!
マジカルキッチンお菓子レシピ
皮を器にして可愛らしく仕上げます。
ゼリー作りは一度覚えると簡単。
ゼラチンで作るゼリー。
コツがいくつかあります。
マジカルキッチンお菓子のTips
マジカルキッチンお菓子料理のTips
粉ゼラチンの溶かし方など扱い方やゼリー作りのポイントをまとめました。
慣れたら、ゼラチンや液体の量を加減して自分好みの柔らかさにできるのも魅力です。
マジカルキッチン動画でレシピ
甘夏カップゼリーの作り方を写真で説明
甘夏は2個を横半分にカット。
皮はカップとして使います。
果汁を絞ります。
ザルでこして種を取り除きます。
果汁は計量カップではかります。
果汁と水を合わせたもの、砂糖を小鍋に入れて温めます。
かき混ぜて砂糖は溶かします。
沸々と沸いてきたら火から下ろします。
粉ゼラチンをふり入れて、かき混ぜて溶かします。
皮のカップにゼリー液を注ぎます。
ゼリー液は上に乗せる用に50mlとりわけて、冷蔵庫で冷やします。
(とろりとすればOK)
バットにカップを並べ、そのまま冷蔵庫にしまうと楽。
斜めになるとこぼれやすいので、平らになるように置きます。
粗熱がとれれば冷蔵庫に入れます。
粗熱=熱々の温度でないこと
そこそこ冷めた温度、触っても熱くない温度
1時間ほどで取り分けておいたゼリー液がとろりとします。
むいておいた実を加えてゼリーとあえます。
最後、カップゼリーの上にゼリーであえた実をのせてできあがりです。
昔ながらのよさがある甘夏
甘夏は夏みかんよりは甘いです。
夏ミカンの木から生まれたのが甘夏。
甘酸っぱく、さわやか。
実はざくざくしています。
九州で多く作られています。
出荷量は昔に比べると減っているそうです。
みかんの後の季節に出回る柑橘として愛された昭和の柑橘「甘夏」
みかんが終わった後の季節、春から初夏。
この時期食べられる柑橘ってありがたいんですよね。
コタツにみかんの季節って案外短いもんです。
最近続々出てくる柑橘の新品種も春から初夏に食べられる品種が多く登場してます。
しかも、今の品種改良された柑橘のすごいところは、食べやすくて甘い!
外の皮が薄くてむきやすいタイプ。
内袋も柔らかくてみかんのように食べられるもあったり。
デコポン系も種が少なかったり。
甘夏は昔ながらの品種。
皮も厚くて固いし酸っぱいし。
欠点はあるけれど。
さわやかで、さっぱりしていて。
風味が濃かったりするんですよね。
酸っぱいけど・・・
甘いだけでもつまらない。
甘夏やはっさくも紅とつく品種があります。
紅のつく銘柄は、色もオレンジ色で普通の甘夏八朔より甘かったですよ。
ゼラチンについて
ゼラチンをたくさん使うなら小袋より大容量が便利。
箱入りの小袋粉ゼラチン、すぐになくなりませんか?
小袋に分かれていない大容量タイプを見つけてからはそれを使ってます。
近所のスーパーには売っていないので
ネット購入やコープのお店で買うことも。
値段によって微妙に溶けやすさや固められる水分量が違ってきます。
味に違いはそれほど感じません。
癖をつかんで使いこなします。
溶けやすいタイプのゼラチンです。
人気のリーズナブルなゼラチンです。
マジカルキッチンお菓子料理のTips
粉ゼラチンの溶かし方など扱い方やゼリー作りのポイントをまとめました。
柑橘で作りたいもの2つピックアップ
酸っぱい柑橘に当たった時に試してほしい。
酸っぱい柑橘もマーマレードで甘くフルーティーに。
きれいな柑橘の皮がもったいなかったら
皮をゆでこぼしてから砂糖でコトコト煮ていきます。