パウンド型について

パウンド型 お菓子作りtips

マジカルキッチンTipsお菓子の道具Tipsパウンド型について。
パウンドケーキだけでなく、実はいろいろ活用できるパウンド型。
選ぶ目安、材質別、パウンド型の魅力と短所。
使い方など紹介します。

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パウンドケーキの型について

パウンドケーキを焼くための長方形で深さのある型、パウンド型。
実は出回っているパウンド型のサイズはいろいろです。
同じ長さでも、メーカーにより微妙に縦横高さのサイズが違ったりも。

レシピを参考に焼くときは、手持ちの型のサイズと近いか確認。
違う型で作りたいときは、何ml入るか容量を計算します。

焼き時間は小さい型は短め、大きな型は長めになります。

家庭向けレシピで一般的なパウンド型のサイズは8×18センチ×6です。

最近の流行ではスリムなタイプのパウンド型が人気です。
見た目がモダンなケーキになること。
火の通りが早いことが理由のようです。

型には紙を

パウンドケーキを焼く場合、型には基本、紙を敷きます。
型から出す際にすっと取れて便利です。
クッキングシート等をカットして敷きます。

まずは型に合わせて紙を折り畳み、折り目をつけます。
4か所に切れ込みを入れて型に敷きます。

時間のある時にまとめて作っておくと、いざ作ろうと言う時に便利です。

テフロン加工のものも、一応紙を敷いたほうが無難。
するっと取れる時もありますが。

紙を敷かない場合は、柔らかくしたバターを薄く塗って小麦粉を薄くふって、余分な粉を叩き落とします。

パウンド型の代用品

パウンド型がない場合は、お菓子の空き缶、長方形タイプがあれば代用できます。
紙箱でも大丈夫です。厚手のしっかりした紙箱にアルミホイル、紙を敷いて使います。

角型・スクエア型、代用品も紹介
お菓子作りでケーキ型を買うときって迷いませんか?ケーキ型はケーキを焼く以外にも、パン、ケーキ寿司を作ったりできますよ。 一番初めは、丸型を選ぶ方が多いかもしれません。 ホールのケーキと言えばやっぱり丸形。 イベントのケーキと言う感じですよね...

マジカルキッチンお菓子の道具Tipsにて「角型」について紹介しています。
パウンド型よりも短時間で焼ける、切り分け方が自由などのメリットも。

パウンド型購入は1本より2本

パウンド型を購入する場合は、1本だけではなく2本そろえるのがおすすめ。

パウンドケーキ、一度に1個だけ焼くのも2個焼くのもそれほど手間はかわりません。
倍量作って2本焼くことが多いです。
パウンドケーキは比較的日持ちするので、2本作ってゆっくり食べてます。

お菓子の型は一度購入すると長持ちします。
長い付き合いになるので、気に入ったものを選んだほうが、後々後悔しません。

パウンド型の材質

パウンド型の材質も紙、金属、ガラス等いろいろです。
家庭用にお手入れが簡単なテフロン等加工してある型。
熱伝導がよいアルミや鉄製(ブリキ)の型。
冷菓にも使いたい場合は耐熱ガラスガラス製がおすすめ。

それぞれ材質により、熱伝導がいい、型離れがいい
お手入れが簡単、長く使える、錆びにくいなどの長所があります。

紙製のパウンド型

使い捨ての紙製タイプ、型から外さず、そのままプレゼント用にできます。

アルミ箔製のパウンド型

こちらも使い捨て、型から外さずにプレゼントできます。
プリンやチーズケーキ、パン等焼いてプレゼントすることもできます。
見た目もお店屋さん風に。

シリコン製のパウンド型

やわらかいシリコン製の型で、焼きあがったケーキが取り外しやすいのが特徴。
金属製ではないのでサビの心配は無し。
電子レンジ、オーブン、冷菓にも使えます。

柔らかい分不安定。
汚れが微妙に落ちにくいものがあります。

ブリキ製のパウンド型

熱伝導率がよく安価なブリキ製パウンド型。お店でも多く使われています。
さびることもあります。そのため冷菓にはむきません。

使用する前に空焼きが必要です。

ステンレス製パウンド型

酸にも強くさびにくく丈夫なステンレス製。
酸にも強いので冷菓にも向いています。
ステンレスは熱伝導は他の素材よりも悪く焼き色がつきにくいです。

フッ素樹脂(テフロン加工)のパウンド型

フッ素樹脂加工等してあるため、焦げ付きにくく、型離れがいいのが特徴。
家庭用としてポピュラー。
汚れ落ちもいいです。
洗う時にタワシや研磨剤でゴシゴシこすると加工がとれてしまうので注意。
長年の仕様で加工が剥がれてくることもあります。

耐熱ガラス製パウンド型

汚れが落ちやすい。酸にも強い。
継ぎ目がないので、カスがたまらず、洗いやすいのです。
中がみえるのも特徴。
冷菓やティラミス等の層もきれいに見えます。
電子レンジ使用可能。

何かおしゃれな料理にも使えそうな気がします。
(具体的には思いつかないのですが)

欠点は、ガラス製なので落とすとかけたり割れたりする可能性があること。
金属製に比べると熱伝導が悪いのですが、他の本を参考にした際も大体はレシピ通りに焼けています。
あと重量が重めです。

最近流行りのスリムパウンドケーキ型

最近よく見かけるようになったのが、スリムなパウンドケーキ型。
ほっそりとした形のパウンド型です。
ケーキ店でスリムなタイプのパウンドケーキを見かけるとモダンな印象がします。

楽天の製菓道具のショップ

家にいながらかっぱ橋のショップさんをチェックできたり。
海外製、人気の商品を見ることができるのが魅力的。

かっぱ橋 浅井商店

ご家庭でも使用できるお菓子道具を卸価格で販売

馬嶋屋菓子道具店

製菓に関する型や器具・機械などを専門に取り扱っております

パウンド型の長所と短所まとめ

パウンド型をそろえようか、どうしようか、まだまだ悩みませんか?
悩む方向けにパウンド型の長所、短所をまとめました。

パウンド型の長所

スコップケーキ

耐熱性なのでパウンドケーキ以外のお菓子やパンも焼けるのがメリットです。
また冷菓もOK。
冷菓に使う予定なら、耐熱ガラス製のパウンド型が中が見えてゼリー等きれいです。
液がもれることもありません。
冷菓を作る場合、金属製で継ぎ目がある型の場合、液が漏れないか事前に確認を。

ティラミス、トライフル等もガラス製で作っています。

  • パウンドケーキが焼ける(憧れお菓子パウンドケーキ)カットした断面が美しい!
  • ガトーショコラ、チーズケーキやスポンジ生地のケーキも焼けます。
  • バナナブレッドも焼けます。
  • ケークサレも焼ける。フランスの甘くないお惣菜ケーキ。
  • 冷菓、デザートにも。(レアチーズケーキ、プリン、ゼリー、スコップケーキ、ティラミス等)
  • パン生地を入れてかわいいミニ食パンも焼ける。

ガトーショコラやプリン、チーズケーキもパウンド型で長方形に焼くと新鮮。
モダンな感じになります。

パウンドケーキ型の短所

角型などで平たく焼いたほうがパウンド型で焼くよりも焼き時間が短いです。
なので最近は角型やグラタン皿の出番の方が多くなってしまいました。

  • 焼き時間が長め(蒸しパンを作る際も時間がかかります。)
  • オーブントースターでは焼けない。高さがあるので難しい。
  • 収納場所をとる。

パウンド型がテーマのおすすめ本

パウンド型1本あれば、いろいろなお菓子が作れる。
そんな本が人気です。