鉱物のお菓子 琥珀糖と洋菓子と鉱物ドリンクのレシピ

料理本ブックレビュー 料理本
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『鉱物のお菓子』
琥珀糖と洋菓子と鉱物ドリンクのレシピ
さとうかよこ
きらら舎、シャララ舎、アドリア洋菓子店/レシピレクチャー
2017年10月30日発売
玄光社

今回マジカルキッチンブックレビューで紹介させていただく本は、ジャンルとしては、レシピ本です。

でも初めて表紙を見たとき、手芸関係の本だと思ってしまいました。
奥のシャーレや小瓶に入ったキレイな色のもの。
きれいな石鹸か粘土(紙粘土ではなくて、もっと透明感のある今どきの粘土)に見えます。

これ食べられるんですね。
透明感のあるきれいな色の鉱物お菓子の他にも。
(寒天とシロップ、色をつける物を使って作られます)

ゴロゴロした岩のかけらっぽいお菓子もあります。
こちらはクッキー系で結構おいしそう。
真っ黒な石のようなパンはイカスミで色付けされています。

著者は鉱物を見ると美味しそう、食べてみたいと思うそう。
食べられる鉱物お菓子は、そんな夢を叶えたもの。
私は逆にこの本を見ていると、食べるのもったいないなぁ。

こちらの「鉱物のお菓子」と言う本。
鉱物好きな人はもちろん、レトロ好きな人な人にもおすすめ。
鉱物の名前や写真を見ていると、どこか懐かしい気持ちになれます。
撮影に使われている小物やディスプレイも雰囲気あります。
虫眼鏡に標本箱、アンティークな鉱物の画

小学校の古い理科室、しかも木造、そんなイメージ。
実験、工作が好きだ!なんて人にも楽しい本かもしれません。
夏休みの自由研究気分で作るのもいいかも。

お友達を鉱物パーティーを招待する際は、鉱物ドリンクもお忘れなく。
美しい色のソーダ、カクテルでおもてなし。

そういえば子供の頃雑誌に、試験管やビーカーを使って理科パーティーを開いてみない?
そんな記事があったんです。
鉱物がテーマだと怪しい理科パーティーになって雰囲気ありそうですね。

本に戻ると、電気石のグラデーション、シュクルの鉱物欠片、マジパンの藍銅鉱などなど。
名前を見ているだけで楽しい。
色もすごくきれいです。(美味しそうかと言われると個人的には困るけど)

著者は鉱物愛好家、鉱物や理科趣味雑貨を販売するショップ「きらら舎」オーナー。
カフェやさまざまな理科系ワークショップも主催しているそうです。
この本の他にも鉱物を楽しむ本を出版されています。

鉱物お菓子を作ったあとの楽しみ方もバッチリ紹介されています。
瓶に詰めてラベルを貼ってプレゼントするのもいいですね。
標本瓶みたいなガラス瓶も何種類も紹介されています。

コルク瓶、ブリキキャップ、スパイス瓶、すり合わせの口の雑貨薬瓶など。
瓶の消毒の方法についても細かい。

全体的にマニアックですよねぇ。
なんせ鉱物がテーマですから。
鉱物好きな人ってそんなに多いのかなぁとも思うのですが。
そういえば、自分も学生の頃鉱物やパワーストーンに興味があったなぁと思い出しました。

鉱物には神秘とロマンがありますよね。

中学の頃、宮沢賢治の本を読むと鉱物がいろいろ出てきて、それが妙に格好いい!
天河石 、猫睛石などなど、レトロでおしゃれな感じがしてました。

その時期が過ぎると次は、パワーストーンに興味が出たことも。
土産物屋さんでついつい紫水晶の結晶を買ってしまったり。
刺々しい紫水晶の塊です。
この本で知りましたが、母岩付き標本タイプのようです。)
特にご利益はなかったけれど、今でも本棚に飾っています。
茶色の薬瓶と一緒において、そこだけ理科っぽさを醸し出しています。

ちなみにこの紫水晶の結晶は、刺々しい紫水晶の塊。上は紫、舌部分は白っぽい。
この結晶から実際に型をとってお菓子を作る方法も紹介されています。

食べられるシリコンを使って型をとり、型に液を流し込んでお菓子を作ります。
作るのに必要な道具、特殊な素材等紹介されているので、作る方には実用的で親切な本になってます。

こちらは食べられないけれど、飾って楽しむ鉱物の本です。

鉱物と理科室のぬり絵 (玄光社MOOK)
ルーチカ(さとうかよこ & ささきさとこ)

塗って楽しむ鉱物と理科室の塗り絵。