テンパリングについて
チョコレートを溶かして固める時の温度調節をテンパリングと言います。
ゆっくりと溶かして固めることでチョコレートに含まれるカカオバターの結晶が安定して、きれいに固まり、ツヤがあり口溶けのよいチョコレートになります。
失敗すると、固めた時にツヤがなく、風味が落ちたり、白くなったりすることも。
溶かしたチョコレートは型に流し入れたり、コーティングに使ったりします。
作業は手早く。
その間にチョコレートが固まりだしたら、湯煎にさっとつけてください。
使用する道具
キッチン用の温度計を用意します。
器や他の道具に水分がついていないように乾いた物を使います。
水分が入るとツヤがなくなったり、固まりにくくなったりします。
スイーツのデコレーション素材
チョコレートやお菓子を飾るデコレーションは、お菓子作りの最後の重要な仕事。
ポップなものから、大人っぽいものまであるので、プレゼントする人のイメージやTPOに合わせてセレクト
アラザンは銀色の小さな丸い粒々。
原料はチョコレートを銀箔でコーティングしたものです。
大きさもいくつかあり、色もピンク系の銀色などバリエーションがあります。
チョコレートの他ケーキ・クッキーのデコレーションにも使われます。
ドライフルーツもお馴染みレーズンから、カラフルな色のトロピカルフルーツまで色々。
ココナッツでエスニックに、大人っぽく。
白いココナッツを細切りにしたもの。ちょっぴりエスニックな香りがします。
カラフルなチョコスプレー。こちらは、ポップな友チョコにぴったりです。
絵や文字を書くなら、チョコペンで。色も色々あります。
転写シート。模様付きの四角いチョコレート、お店のものでありますね。
チョコレートに貼り付ければ、チョコに模様をつけることができます。
簡単にプロっぽいチョコレートになります。
チョコレート用の転写シートは、100円ショップでも売られていました。
市販のお菓子を飾り付けてもかわいい。
アポロ、小枝チョコ、きのこの山、マーブルチョコレートなどなど。
中にくわえるアーモンドをかえてみる
中に加えるアーモンドをグミや小さくしたマシュマロにしてみてはどうでしょうか。
この時、ロシアンルーレット風に、ひとつだけ違うものがあって、はずれがあるとか。
または、当たり付きにする。当たりを引いた人は、なんでも言うことをきいてもらえるなんてゲームを友達と。
フランスのお菓子ガレット・デ・ロワ。
お祭りの日に切り分けて食べられ、一つだけフェーブという陶器製のミニチュアが入っています。
フェーブが当たった人がその日の王様。幸運が1年間継続するといわれています。
使用するチョコレートについて
お菓子作りに使えるチョコレートにも種類があり、製菓用のチョコレート(クーベルチュールチョコなど)、コーティング用のチョコ。
入手しやすくリーズナブルな板チョコがあります。
クーベルチュール、コーティング用のチョコレート、チョコチップについて
クーベルチュールチョコレートは、お菓子を作るためのチョコレート。
シンプルな分色々な混ぜ物がなくカカオ本来の香りや味が楽しめます。
クーベルチュールチョコレートは、バレンタイン時期には、近所のお店でも特設コーナーに何種類か置いてあるかもしれません。
ネットショップなら、産地にこだわった各種チョコレートがたくさんあって目移りするほどです。
コーティング用のチョコレートは、ケーキやフルーツなどの表面にかけて固めるために使うチョコレート。
コーティングしやすいように作られています。風味は製菓用チョコレートより少し落ちます。
チョコチップは、溶かして使うというよりも、クッキーやケーキなど焼き菓子に使います。
加熱されても溶けにくい配合になっています。
板チョコレートは、そのまま食べて美味しいように配合が調整されたチョコレート。
厳選された素材そのままとはいきませんが、色々作れます。
刻んで溶かしてブラウニーやシフォンケーキ。
チョコチップの代わりにクッキーに入れたりも。
その他ムースやトリュフ、生チョコレートも作れます。
数作りたい友チョコにも重宝します。
板チョコの選び方
ラベルの原材料の表示部分をよく見て原材料がシンプルな物を選んで。
分からなければ明治、森永、ロッテなどの普通の板チョコレートならたいていうまくいきます。
準チョコレートとかいてあるものは避けます。
板チョコの他に割チョコ、一口チョコレートもシンプルな原料のものなら刻んで溶かすことも、焼き菓子にチョコチップ代わりに入れることもできます。
チョコの刻み方
チョコレートを刻む時は大きめの紙の上をまな板に敷いて刻むと後が楽です。大きさをそろえて細かく刻むと均一に溶けます。