材料
- 大根 ・・・100g
- はちみつ ・・・100g
作り方
- (切る、漬ける)大根は約1センチ角に切り、乾いた清潔な瓶に入れ、大根がひたる程度に蜂蜜を注ぎます。
- (保存)フタをして室温に数時間置き大根から水分が出てはちみつがサラッとしたシロップになれば、スプーンでそのまま飲みます。(少しずつなめるように)冷蔵庫で4日程度保存可能。
キッチンメモ
風邪のひきはじめ、のどがイガイガすると言うと、作ってくれた懐かしの「大根飴」
「大根のはちみつ漬け」、「大根はちみつシロップ」とも呼ばれます。
用意するものは、清潔な容器とはちみつと大根。
(純粋はちみつを用意)


ひとさじすくって、少しずつゆっくりなめる。
ひき始めの風邪ののどの痛み、咳を鎮め、たんを切る効果が。
昔ながらのおばぁちゃんの知恵です。
これ、民間療法っぽいから、おまじない程度に思えるけど、結構きくんですよ。
飲んだあと、すぐ、のどの痛み、咳がおさまるかんじです。
ただ、またすぐに、痛みや咳は出るので、速攻の治療効果があるわけではないです。
できれば、風邪のど真ん中よりも、風邪の引き初め、のどがいがらっぽいなと言う時に早めになめたほうがいいです。
漬け初めから数分でもう、大根から水分が出てきて、上の方がサラサラしてきます。
数時間置くとだいぶ水分が出てきます。
なのでもう飲めます。

一晩おくと、水分が出た大根はシワが出て、小さくなってます。
大根の水分にはのどにいい成分が出ています。

漬ければ漬けるほどエキスが出るわけではないので、一晩おけば十分です。
発酵することもあるので、長く置かず、早めに飲み切ってください。
味の方は、蜂蜜の甘さがメインです。
大根の香りも少しします。
苦手な方は、レモン汁等を少し入れると香りが和らぎます。
大根は、下の部分を使うとより辛味があります。
このはちみつ大根、昔からのどの不調、咳に効果があるとして、広く親しまれてきました。
(症状がひどい場合、長引くときは病院に行くことをおすすめします)
注意事項
1才満の赤ちゃんにハチミツやハチミツ入りの飲料・お菓子などの食品は与えないようにします。
使用するはちみつは、蜂蜜の有用な成分を活用するため、加糖蜂蜜ではなく、純粋はちみつを使ってください。
今回使用した瓶のサイズは300ml、余裕があるサイズで作りました。
大根飴レシピ動画
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大根飴漫画


マジカルキッチン漫画
主にレシピにちなんだショート漫画。
魔女おばぁちゃまとおバケちゃん達の季節感あるゆる暮らし
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大根・蜂蜜ののどへの効能
大根飴がなぜ、効果があるかというと。
大根、蜂蜜ともにのどにいい成分が含まれているからなんです。
炎症を抑えたり、潤いをあたえたりして、のどを楽にしてくれます。
大根の成分
大根には殺菌、消炎作用があります。
のどの痛みや喉の炎症を和らげる効果があります。
イソチオシアネートと言う成分で大根の辛み成分になります。
さらに、ビタミンCが豊富に含まれています。
免疫力を高め、風邪の予防に役立ちます。
蜂蜜の成分
はちみつの酵素には殺菌、炎症を抑える作用があります。
のどの痛みや風邪の原因となる細菌の繁殖を抑える効果があります。
また、蜂蜜の糖分が喉の乾燥を防ぎ、のどの痛みを和らげる効果があります。
残った大根は使える?

漬けて残った大根は捨てずに活用できます。
水分が抜けたちょっと甘い大根と考えればOK
醤油等を加え、ポリポリとした漬物に。
煮物や汁物に。