魔魔町。その名前を聞くだけで、どこか不思議な気分になる町です
魔女のおばあちゃまたちが住んでいて、1丁目から三丁目まであります。
家の近所を歩くだけで、気がつけばチクチクがくっつく、そんな田舎町。
秋になると、町のシンボルである大きな楓の木が真っ赤に染まり、まるで魔法にかかったように美しい景色が広がります。
昭和レトロな風情が色濃く残るこの町。
1丁目まで行くと、そこそこ賑やかな商店街があります。
駅のすぐそばの、カフェはコーヒー好きなエート君のお気に入り。
看板犬の梅ちゃんがお迎えしてくれるのは八百屋さん。
いつも新鮮、親切。
野菜果物のおいしい食べ方も教えてもらえますよ。
風流市の名物紹介
魔魔町は、風流市にあります。
風流市は、たぬき山温泉で有名な観光地です。
花を見に来る人も多く、秋はコスモス、紅葉、春は菜の花、桜が美しい。
名物はたぬきうどん。
たぬき達のうどん屋さんです。
ちなみに、若いたぬき達は活動的で、月夜にはダンスバトルを繰り広げています。
去年できた話題のスイーツショップは、カボチャスイーツ専門店。
「ハロウィンキングダム」
かぼちゃの王様ハロウィンキング。
カボチャ頭のパンプキンキング特製のスイーツは行列が絶えません。
中でも一番人気は、スイートポテトならぬ「スイートパンプキン」です。
市内で一番大きな公園には、普段からキッチンカーや屋台が並び、いつも賑わいがあります。
タコ兄さんのたこ焼き屋台も出ています。
6月の夏至シーズンになると、毎週末に音楽祭やカラオケ大会が開かれています。
広場では、年に数回、魔法市が開かれることも。
観光客や地元の人々が訪れては珍しい品々を手に入れています。
市内中心部には、繁華街。
シアター街は屋根つきのアーケード。
いたるところに映画や公演のポスターが貼ってあります。
一番大きな映画館は、待ち合わせのメッカ。
回転木馬の時計台がオルゴールの音楽とともに時刻を告げます。
ちょっとした魔法街も。
魔術グッズ専門店やアンティークショップ、占いの館が立ち並び、悩める人々の道を照らす魔術師、魔女たちが働いています。
占いカフェ「マーマレードムーン」
最近テレビでも話題の占いカフェ
一番人気のお店の名前は「マーマレードムーンカフェ」
占い結果に合わせたジャムの小瓶をお土産に持たせてくれます。
店主は若い魔女。
彼女は、魔女おばぁちゃまの通った魔法学園の卒業生。
魔女おばぁちゃまが作った部活「お茶会部」の後輩でもあります。
店名の由来になったマーマレードのレシピは、魔女おばぁちゃまの伝説のマーマレードレシピだそうです。