材料
- しょうが ・・・250g
作り方
- 生姜は皮ごとスライスします。皮に汚れた部分等あればスプーンや包丁の背で薄くこそげとります。傷んだ部分があれば切りとります。節部分で適当に切り分け洗い水けをとり、繊維に沿ってスライスします。(スライサーで薄切りが楽、包丁で1~2ミリ程度の厚さでも)
- 盆ザルや網に広げて2~3日ほど風通しのいい場所に干してカラッと乾けばできあがり。フタのできる瓶に入れて保存します。
キッチンメモ
マジカルキッチンしょうがの保存食シリーズ。
今回は乾燥しょうが、干ししょうがです。
生姜がたくさんあって使い切れそうもないなんて時ありませんか。
干すと、日持ちするんですよ。
しょうがってそのままだと傷みやすくて。
カビが生えたり変色したりして悲しくなるんですよね。
干ししょうがはスライスして干すだけ。
あらかじめスライスしてあるので、料理に使う際便利です。
スライスをもっと細かくした粉末状のものも使い勝手がいいんですよ。
普段すり下ろししょうがを使う際の手間が丸ごと省けます。
料理にパッとかければOK
細かくするのはミキサー等で。
詳しくはページ下のミキサーでしょうがの粉末にまとめました。
干ししょうがは、面白いようにカラカラに乾燥して、小さく軽くなります。
干してもしょうがのいい香り。
しょうがの皮をむいたときに出る皮を干しても作れます。
(きれいなしょうがの皮のみ使う)
干ししょうがの使い方
スープ、汁物に使うときは、煮立てる前の水から入れて使います。
細かくしたしょうがなら、酢のもの等にパッとかけても。
干ししょうがは生の生姜が乾燥して小さくなったもの。
なので、生の生姜と同じくらいの量使うと多すぎます。
控えめでちょうどいいくらいです。
生姜の切り方は、繊維に沿ってスライスしたほうが断面がきれい。
繊維を断つ切り方でも構いません。
どちらも効能は同じです。
辛味に関しては繊維に沿ってスライスしたものの方が辛め
詳しくはページの下の方でしょうがの切り方を説明しています。
作ったからには無駄にせず使い切りたい。
干ししょうがの保存で気をつける事は「カビ」
こんなにしっかり乾燥しているように見えるのに。
室温で長期保存するとカビが生えてきます。
干ししょうがの保存法に保存について書きました。
マジカルキッチン動画でレシピ
生姜の保存食動画シリーズ第8弾です。
干ししょうがの作り方を写真で説明
スライスしたしょうがを並べます。
なるべく重ならない方が早く乾きます。
(上の写真はちょっと量が多くて重なってますが)
途中で上下返した方が早く乾きます。
干してから2日目。
全体的にあと一歩の乾燥具合。
手で触ると少し湿っぽいところがあります。
晴れていても、イマイチカラッとしてない天候でした。
3日目の干ししょうが。
カラカラに乾燥しました。
できあがりです。
干し生姜の保存について
せっかく作った干ししょうがだから、最後まできれいに使い切りたいですよね。
注意するのは湿気です。
カラッと乾かしても湿気に弱いのでいつの間にか湿ったり、カビが生えたりすることも。
清潔で乾いたフタつきの容器(ビン)。
またはジッパー付きの冷凍用の袋(ジップロック)で保存します。
上の画像の瓶は約300ml程度入るビン。
極寒時期は室温でもOKですが、基本、冷蔵庫で保存。
あれば乾燥剤を入れます。
日持ちは保存状態にもよりますが、1か月程度。
冷凍庫で保存するともう少し日持ちします。
生姜の干し方
干し野菜や干し柿作ったことありますか?
干すだけだからまぁカンタンは簡単ですよね。
でも失敗することもあれこれありました。
とりあえず干し野菜の大敵はと言えば。
コバエ、雨、湿気、ホコリ
カラッとしてお天気が続きそうな日に。
(特に干し始めの2,3日が大事)
風通しのいい場所に干します。
今回は平たい盆ザルに入れて干しました。
盆ザルは自作で吊るせるようにしても便利。
ひもを3カ所通しておきます。
生姜スライスのように軽い物の場合。
風で飛ばされることもあるのでご用心。
特に乾燥して軽くなると飛びやすくなります。
後は猫の散歩が危険!?
以前、たけのこを干していた時の事。
近所の猫さんが通りかかって食べたらしいです。
柔らかい部分のみかじられたらしい。
尻尾フサフサと呼んでいた猫。
フサフサの毛並みの洋猫でかわいい子。
まぁ猫はどの子も怒れませんよね。
後にも先にも食べられたりしたのはその猫だけ。
他の猫は興味もなく見もせずに通り過ぎていきます。
(魚を干したことはないけど)
コバエは冬は来ませんが、それ以外だとどこからともなく来ます。
特に水分の多いものはダメですねぇ。
夏はミニトマトがたくさん生るので、ドライトマトにチャレンジしたことろ。
危うくトラウマになるところでした。
干し網、乾物ネット
干し野菜作りのトラブルを予防するなら「干し網」おすすめです。
別名も色々あって乾物ネット、ドライネット
干しかごなどなど呼ばれます。
一つ持っておくと干し野菜作りの武器になります。
どこに行けば買えるの?
確実に置いてあるのは、ホームセンター。
最近は100円ショップ、300円ショップでも見かけます。
(100円以上しますが)
2段くらいあるものは、数をたくさん干したい時に便利。
それにしても干し網の色って青が多いですよね、昔から。
近所で干してあるのもそうだし。
ホームセンターでも青色しか見ません。
他にはないのかなぁと探してみたところ。
アウトドアメーカーのものがカーキ色やベージュでおしゃれでした。
キャンプ、アウトドアで活用して、家で干し野菜に使うんですね。
ミキサーでしょうがの粉末
スライスした干ししょうがを細かくして使いたい。
細かい生姜は、パッと使えて便利。
刻む手間、すり下ろす手間いらずです。
ミキサーを使うことで、ある程度粉末にすることができました。
ただし繊維が残ります。ひげひげしたあの部分です。
パウダー状にはなりません。
ミルサーを使うともっと細かくなるかもしれません。
(持っていないので試せませんが)
マジカルキッチン料理のTips
しょうがを使った保存食や作り置き色々あります。
生姜の切り方
レシピを見ていて、しょうがを切る際によく見かけるのが。
しょうがの筋(繊維)を断ち切るように切るとか。
筋に沿って切るとか。
切る方向が書いてあります。
しょうがを眺めると目つく横に入る線。
これはしょうがの線で筋ではありません。
筋は線に対して垂直に入っています。
しょうがの筋(繊維)と同じ方向に切ると、しょうがのスライス等断面がなめらかになります。
しょうがは繊維に沿って切ると、断面がきれい。
歯ごたえがよくなる。
ただ、辛味が強め。
干ししょうがの場合も同じです。
粉末にした際も繊維に沿って切った方が細かくなる。
辛味は強め。
繊維を断って切ると、断面がボソッとしやすい。
柔らかい食感になる。
辛味は繊維に沿って切った時よりも辛くない。
新しょうがやショウガを使った保存食・作り置き他
作っておくと便利なしょうがの保存食。
普段からよく料理でしょうがをすりおろす、千切りにするなら
保存食を作っておくと、パッと使えて便利です。
味がついていても、結構色々使えます。
マジカルキッチンお菓子レシピ
搾りかすのしょうがで佃煮も作ります。
マジカルキッチンおなじみ、おから入り、オーブントースターで焼けます。
やみつきになるさわやかな辛さ。
マジカルキッチン料理レシピ
作ったものは、酢の物、簡単混ぜご飯にするのもオススメ。
しょうがの甘酢漬け、いわゆるお寿司の「ガリ」
作っておくと便利な1品。
とりあえず新しょうがの季節がきたら、まずはこれを作ってます。
特に暑い時期活躍してくれるんですよね。
さわやかで酸味もきいたあの味は夏にピッタリ。
もちろん甘酸っぱい漬け汁も大活躍です。
酢の物に。
すし飯に刻んで混ぜたり。
甘辛ピリリしょうゆ味の佃煮です。
酢醤油漬けも地味ながら便利。
酢の物にはもちろん。
加熱すると酸味が飛ぶので炒め物にも使ってます。
甘みは入れていないので、好きな量砂糖やみりんを足してます。
そのまま使っても、アレンジしても使い道色々
新生姜を使って赤梅酢に漬けこんで作ります。
シンプルに混ぜるだけの保存食。
万能調味料として活躍してくれます。