材料
- 薄力粉 ・・・100g
- だし粉 ・・・少々
- 塩 ・・・少々
- 水 ・・・140ml
- 卵 ・・・2個
- 豚小間切れ肉 ・・・100g
- キャベツ ・・・330g
- 万能ねぎ ・・・2本(30g)
- アミエビ ・・・大さじ2
- 紅ショウガみじん切り ・・・大さじ2
作り方
- ボウルに粉、だし粉、塩、水を加えてよく混ぜ合わせもったりした生地を作ります。
- キャベツは粗みじん切りにネギは小口切りに。
- ボウルにキャベツ、ネギ、紅ショウガ、アミエビを加え、卵を落として柄の長いスプーンで下から上に空気を含ませるようにサクサクと混ぜます。(混ぜすぎない)
- フライパンを熱し、サラダ油をなじませ、生地の三分の一の生地をスプーンで丸く流して広げ、中央部分の生地は少しへこませ気味にします。
- 中火で4分ほど焼きます。豚肉の1/3を広げながらのせます。裏側に焼き色が付き周りの生地がカリッとしたら、裏返してフタをして約3~4分焼き軽く焼き色を付けます。裏返して2分程度フタを取り水分を飛ばすように焼き、皿に取ります。 お皿に盛りつけソース、かつお節、マヨネーズ、青のり等トッピングします。 2枚目からはフライパンが汚れていたら紙でふき、油が少なくてくっつきそうなら油を少し足して次を焼きます。
キッチンメモ
お好み焼きの定番基本の一枚と言えば?
やっぱり豚肉を乗せた【豚玉】ではないでしょうか。
今回のマジカルキッチンでは基本の豚玉をしっかりマスター。
お好み焼きのコツを丁寧に紹介します。
外食やお総菜コーナー、冷凍のお好み焼きもいいけれど。
家で焼いたお好み焼きもいいものです。
外はカリッとお肉もカリッと中はふんわり。
焼いているときから、香ばしいいい匂いがしてきます。
そしてソースや鰹節、青のりお好みのものをトッピング!
チーズを乗せてもおいしいですよね。
ネギは青ネギ、万能ねぎ、長ネギなんでもOKです。
太いネギの場合はみじん切りにして加えます。
基本をマスターすれば、ネギのかわりにニラを加えたり。
おからや豆腐を生地にくわえたりとアレンジお好み焼きも自在です。
生地にキムチを加えるとキムチの豚玉に。
お好み焼き作りのポイントも紹介。
豚玉レシピを写真で説明
ボウルに粉、だし粉、塩を加えます。
だし汁を使う場合はだし粉は省きます。
粉と塩、出し(または水)をしっかりと混ぜます。
生地に具を加えます。
キャベツ、アミエビ、ネギ、卵など。
今回はお好み焼きを焼く枚数ずつ個別に生地を作っています。
焼く直前に生地と野菜、卵、具を混ぜます。
上の方法が、面倒な時。
上の生地を作ったボウルに一度にキャベツ、具を混ぜてます。
ただしキャベツを混ぜてからはなるべく時間を置かずに次々と手早く焼きます。
詳しくは下の『ふっくらしない場合は、生地を個別作る』を参考にしてください。
柄の長いスプーンでさっくりと混ぜます。
空気を含ませる感覚で。
フライパンは生地を入れる前に温めてサラダ油をなじませておきます。
生地を混ぜたスプーンを使ってフライパンに丸く広げます。
中火で焼きます。(もし焦げそうなら中火の弱め程度に火を落とします。)
強めの火で外側だけ焦げても、中は生なんてこともあるので。
ある程度はじっくり焼きます。
フライパンの前につきっきりも大変。
そして、何か用事を思い出して、フライパンから離れたが最後。
うっかり焼きすぎてしまうことも。
よくやるので、キッチンタイマーをかけてます。
豚肉を広げながら並べます。
フライ返しでひっくり返しフタをして焼きます。
豚肉が生地からはがれて困る時は、手順4の時、豚を広げた上に生地を大さじ2杯程度、 乗せて焼きます。
フライパンのフタをして焼いているところです。
ふたをあけ、最後に再度裏返して豚肉が表になります。
フタをせずに1~2分焼きます。
水分が飛んでカリッと焼けます。
お好み焼きの火加減
お好み焼きはフライパンで焼いてもホットプレートで焼いても美味しく作れます。
ホットプレートだと座って焼けるのがいいですね。
フライパンもホットプレートも生地を入れる前に余熱しておきます。
フライパンの火加減は基本中火。
焦げそうなら弱めの中火に火を落としたりと加減します。
ホットプレートの温度は200℃。
焦げやすいので、途中で適宜火を弱めて焼いてます。
ふっくらしない場合は、生地を個別に作る
お好み焼きの生地をふっくら作ることのコツの一つ。
キャベツ等野菜を生地(粉とだしをまぜたもの)に混ぜてからは時間を置かないというのがあります。
その理由は、時間がたつほど野菜から水分が出てくるからです。
余分な水分が出てくるとふっくらした食感にならず、重たい食感になることがあります。
ボウルに生地を作って、3枚さぁ焼くぞ。
1枚目は美味しく焼けたのに。
2枚目、3枚目になるにつれ、食感がふっくらしないなんて場合がまさにそれ。
野菜から水分が出ているのです。
そんな時は、以下を試してみてください。
その1、粉を足して応急処置。水分が出たところに粉を足して混ぜる。
粉の量はギリギリに少な目に。
その2、生地を焼く枚数ずつ作る方法です。
これはボウルやどんぶりを焼く枚数用意すればOK。
そこに野菜や具、卵を3等分ずつ入れておきます。
焼く直前に生地を1/3等分加えてその都度混ぜて焼きます。
その場合、卵を3個使うようになるので。
始めにボウルに作っておく粉と水分を混ぜる生地の水分は50ml程度減らします。
お好み焼きに加えるだしの出る素材、自家製のだし粉について紹介。
その他のお好み焼きをふっくらさせるコツについては、マジカルキッチン料理のTipsのお好み焼きの作り方の基本を参考にしてください。
お好み焼きの基本的なポイント
粉に水を加えて混ぜるときはしっかりとよく混ぜて、もったりした生地になるまで混ぜます。
キャベツの切り方は粗みじんがおすすめ。
ただし、歯の弱いお年寄りには、細かく刻んで。(フードプロセッサーが楽)
その場合は加えるだし汁(水分)を減らします。
生地にキャベツ、卵等の具を加えてからは、柄の長いスプーンで混ぜます。
グルグルと混ぜずに、空気を含ませるように下から上にサクサクと混ぜます。
お好み焼きがふんわりと焼きあがります。
【NHK ためしてガッテン】
お好み焼き 天ぷら ホットケーキ 夢のふわふわサクサク粉ものSPの回
2019年8月21日の放送。
お好み焼きのグルテン、達人にならうふわっとしたお好み焼きの作り方が紹介されました。
その際、上のようにお好み焼き生地の混ぜ方は粉と水はしっかりと。
具を加えてからは、さっくりとと解説がありました。
野菜を生地に加えてから時間がたつと野菜の水分が生地に出てきます。
野菜を生地に加えたら時間をおかず焼くようにします。
2枚目を焼く際に、生地に水分(野菜から出てくる)が出たら。
粉を足して応急処置。(たくさん加えない事)
焼くときにヘラやフライ返しで上からギューっと押さえつけないこと。
押さえつけるとふっくら焼けません。
マジカルキッチン料理のTips役立つコラムページ
お好み焼きに加えるだしの出る素材、自家製のだし粉について紹介。
刻み過ぎに注意して、時短クッキング。